ある朝、目が覚めた瞬間に、
心の中でふっとこんな言葉が出てきました。
「また今日もちゃんとできるかな…」
まだ何も始まっていないのに、
すでに胸がぎゅっと苦しくなって、
気持ちが重く沈んでいくような感覚がありました。
昨日の失敗を思い出して、
「私って本当にダメだな…」
「また迷惑かけたらどうしよう…」
そんな自己否定の言葉まで浮かんできて、
起きて数秒で心がいっぱいになってしまったんです。
そのとき、ふと気づきました。
“あーまたこの言葉を言っちゃってる、その日の心の流れを決めている”
朝のスタートが自己否定だと、
そのままのモードで1日が始まってしまう。
そして心が不安定なまま、何かあるたびに揺らされてしまう。
だからこそ、
“朝の最初の数分”がとても大切なんだと腑に落ちました。
そこで私は、
思い切って朝の最初の3分間だけを“整える時間”にしてみました。
布団の中でゆっくり深呼吸をして、
心の中で「ありがとう」を3回。
「今日も目が覚めてくれてありがとう」
「体が動いてくれてありがとう」
「新しい一日を迎えられてありがとう」
本当に、たったこれだけ。
でも不思議なことに、
胸の奥につかえていた重さが少しだけ軽くなって、
心に少しだけ“余白”が生まれたんです。
現実は何も変わっていません。
でも、
その日を生きる“私の心”が変わった。
自己否定が強い人ほど、
朝のスタートが不安定になりやすい。
だからこそ、
“朝の習慣”を優しく整えることで、1日の土台がしっかりする。
これは本当に、心の安定に直結します。
🌼気づき
自己否定の人は、
“自分にきつい言葉”で朝を起動しやすい。
だからこそ、
朝の最初の数分を優しく整えるだけで、心の安定度が大きく変わる。
あなたは、明日の朝の3分をどんな言葉で始めてみたいですか?
