自分を優先することに、どうしてこんなに覚悟がいるんだろう?

最近、仲のいい友人から「ランチ行こうよー」と声をかけてもらいました。
本当にありがたくて、うれしかったです。
でも、そのときの私は、連日の予定や人との関わりでちょっと疲れていて…
誰にも会わず、ひとりで過ごす時間が欲しい気分だったんです。

「行こうと思えば行ける」
「こんなことで断ったら、どう思われるかな」
「また都合のいい理由つけてない?」
そんなふうに、自分の気持ちを疑いそうになりました。

だけど、心の奥では
「ほんとは今日は行きたくない。無理したくない」
そんな声も、確かに聞こえていました。

迷いながらも私は、
「今週はひとり時間を大切にしたいと思っていて…」
と、正直に断ることにしました。

返ってきた友人の反応は、あっさりしたもので
「うん、また今度にしよ〜」と。

そのメッセージを見たとき、
ホッとした気持ちと、なんだか少し泣きたくなるような感覚がありました。

私はずっと、人に合わせることが“やさしさ”だと思う癖がありました。
でも最近、
「自分を後回しにしないこと」こそが、
本当の意味での“自分にも相手にもやさしい選択”なのかもしれない、と思うようになったんです。

そしてその選択をするには、
思っていた以上に、“覚悟”がいるんだとも気づきました。

相手との関係を壊したくない。
嫌われたくない。
でも、それでも「私はこうしたい」と選ぶには、
自分の声を信じてあげる勇気が必要なんだと思います。

あなたは最近、
「誰かのために」と思って、
自分の気持ちを後回しにしたこと、ありましたか?

そのとき、あなたの本音は、なんて言っていましたか?