行動する前に“意図を決める”ことが本当の覚悟だった

ずっと気になっていた作業に、ようやく手をつけようと思ったある日。
準備もできているし、やることもわかってる。
なのに、どうしても身体が動かない。
パソコンの前に座ったまま、なかなか進まない時間が続きました。

●その時に考えたこと(思考)

「なんで?やろうとしたはずなのに…」
「やる気がないのかな、それとも私の覚悟が足りないの?」
何度も自分を責めかけたとき、ふと心の中にこう浮かびました。

「そもそも、私は何のためにこれをやろうとしてるんだろう?」

●その時に感じたこと(感情)

その問いが出てきた瞬間、
胸がきゅっと締めつけられるような感覚になりました。

「成果のため?信頼されるため?評価されるため?」
でも、本当に欲しかったのは、
“自分の想いに沿った行動”だったことに気づいたんです。

「私、ちゃんと“意図”を決めてなかった…」

●その時に取った行動

ノートを開いて、
「私はこの行動を通して、どう在りたいのか」
「どんな気持ちで取り組みたいのか」を、丁寧に書き出しました。

“人のためにやらなきゃ”ではなく、
“私はこの行動を通して、誰とどうつながりたいのか”
“自分をどう表現したいのか”に触れたとき、
すっと身体が自然と動き出しました。

●この出来事を通して得た気づき

私はずっと、覚悟とは「動くこと」だと思っていました。
でも本当の覚悟って、
“何のために動くか”という意図を、最初に自分と結んでおくことなんだと思います。

意図がないまま動こうとすると、どこかで迷って止まる。
だけど、意図が決まった瞬間に、
行動にはスッと力が宿るんですよね。

現在地、自己理解、自分を知ると心の在り方が修正されます。
あなたが今やろうとしていること。
その奥にある“あなたの意図”は、どんな言葉で言い表せそうですか?