他人軸で生きていた私の話
「自分の意見を言えない」「いつも人に合わせてばかり」「断れない自分が嫌だ」――そんなことを感じたことはありませんか?
実は、私もかつては他人軸ど真ん中の人生を歩んでいました。職場では上司の期待に応えることに必死で、友人との集まりでも、自分の本音より相手の意向を優先。いつも周りに合わせるばかりで、自分の気持ちが後回しになっていました。
他人軸が作り出す生きづらさ
他人軸で生きることは、自分では気づかないうちに生きづらさを作り出していることがあります。
• 断るのが怖くて、無理をし続ける
• 「自分さえ我慢すれば」と考えがちになる
• 他人の評価や反応ばかり気になって、不安が募る
私もそんな日々を送っていました。でも、心理カウンセリングを受ける中で、自分が抱えていた「本当の気持ち」に初めて気づいたのです。
カウンセリングで気づいたこと
カウンセラーさんと話している中で、こんな質問を受けました。
「あなた自身は本当はどうしたいの?」
そのとき、すぐには答えが出てきませんでした。でも、少しずつ掘り下げていくうちに、「私は疲れてる」「無理したくない」といった感情が浮かんできたんです。
その瞬間、心が軽くなるのを感じました。自分の本音に気づくだけで、こんなに気持ちが変わるんだと驚きました。
他人軸から自分軸へ移るための第一歩
自分軸で生きるための第一歩として、簡単にできることがあります。
紙に、自分の気持ちを書き出してみてください。
「今、私はどう思っているんだろう?」と自分に問いかけ、そのまま書き出してみるだけでOKです。
上手く書けなくても大丈夫。ポイントは、自分の感情を否定せず、ただそのまま向き合うことです。
でも、気持ちを書き出すだけでは、深い部分に隠れた本音や生きづらさの原因に気づくのは難しいこともあります。
そんなときこそ、カウンセリングの力を借りることで、より深い気づきを得られる可能性があります。
カウンセリングを通じて得られる変化
カウンセリングを受けることで、自分では気づけなかった感情や考え方の癖に気づくことができます。そしてその気づきが、少しずつ日常を変えていきます。
私の場合、こんな変化を感じました。
• 無理に他人に合わせることが減り、心の負担が軽くなった
• 自分の本音を伝える勇気が出てきた
• 人間関係が楽になり、自然体でいられるようになった
これらは、一人では得られなかった気づきのおかげです。カウンセラーさんとの対話の中で、「自分を大切にしていい」ということに初めて気づきました。
あなたへのメッセージ
もし今、「他人の期待に応え続けるのがつらい」「自分がどうしたいのかわからない」と感じているなら、まずはその気持ちを受け止めてみてください。
それは、心があなたに助けを求めているサインです。
カウンセリングは、一人では気づけない心の声に耳を傾けるための大きな助けになります。誰かに話してみることで、少しずつ心が軽くなるかもしれません。
「自分を大切にすること」
それは、あなたが本当に望む人生を歩むための第一歩です。
今日もあなたが、自分を少しでも大切にできる一日になりますように。