最近、朝の時間を少し丁寧に扱うようにしてみました。
といっても難しいことではなく、布団の中でたった数分だけ。
やっているのは、たった“3つの言葉”を唱えるだけ。
でもこれが、本当にすごい。
その日1日の波動が、スッ…と整うんです。
■ 1つ目:「今日は最高の1日だった。」(過去完了形)
まず最初に、まだ何も起きていないのに
「今日は最高の1日だった」
と、過去形で宣言します。
未来の出来事なのに、なぜ“もう終わった形”で言うのか?
実はこれ、潜在意識の性質を使った方法。
潜在意識は、
“言われたこと”を「すでに起こった事実」として扱うから、
心が未来を怖がらなくなる。
その瞬間、胸の奥がふっとゆるんで、安心感が広がるんですよね。
■ 2つ目:「今日起こることはすべてベスト。」
次に、
「今日起こることは全部ベスト」
と決める。
これを言うだけで、
起きる出来事を“敵”として扱わなくなる。
嫌な出来事が起きても、
「これは何のサイン?」
「この出来事が、私に何を教えてくれているんだろう?」
と、自然と受け取り方が変わる。
未来への構えがやわらかくなるから、
1日のストレス量が劇的に減る。
これは本当に体感レベルで変わります。
■ 3つ目:感謝の言葉で“すでにあるもの”に光を当てる
最後に、ほんのひとつでいいから感謝をつぶやく。
「起きれたことにありがとう」
「体が動いてくれることにありがとう」
「心臓さん、動いててくれてありがとう」
どれでもいい。
感謝は、
“足りないもの探し”をやめさせてくれて、
“すでに満たされている自分”へ意識を引き戻してくれる。
これを言うと、不思議と呼吸が深くなるんです。
■ この3つを組み合わせた瞬間、1日の気分が一気に整う
過去完了形で未来の不安を手放し、
「全部ベスト」で出来事への抵抗をなくし、
感謝で心の土台を満たす。
この流れは、
心のOSを一瞬で“安心モード”に切り替えるスイッチ。
やってみるとわかるけど、
・焦らない
・比べない
・イライラしにくい
・選択がやさしくなる
・周りへの受け取り方が変わる
たった朝数分だけで、これだけ違う。
しかも、がんばらなくていい。
ただ言うだけ。
■ 心を整えるとは「前提を整える」ということ
結局、1日の感じ方を決めているのは
“出来事そのもの”じゃなくて
私たちが持っている前提。
この3つの言葉は、その前提をやさしく書き換えてくれる。
何か特別な能力はいらない。
習慣にしなくてもいい。
気が向いた朝だけ、
ふと思い出したときだけ、
それで十分なんです。
でも続けていくと、
本当に人生の“質”が変わっていく。
あなたは、明日の朝、どの言葉から始めたいですか?
よかったら、小さな声で唱えてみてね。
