「逃げた」と思ったけど、実は「守ってた」のかもしれない

最近、あるお誘いをいただきました。
ちょっとした集まりだったのですが、
久しぶりに顔を合わせる人もいて、
行けばきっと、私なりにいい時間が過ごせるかもしれないと思いました。

でも、どうしても気持ちが重くて。
身体が少しだるくて、なんとなく人に会うエネルギーが湧いてこない。
そんな状態だったんです。

「行かなきゃ」
「また逃げるの?」
「変化を起こしたいって言ってたのに、これじゃ何も変わらないよ」

頭の中ではそんな言葉がぐるぐるして、
自分に対して情けなさすら感じていました。

でも結局、私は「今回は行けません」と断りました。

断ったあと、
罪悪感や自己否定の気持ちがじわじわと出てきて、
「また私は逃げた」と思いました。

でもその反面、静かに過ごすうちに
どこかでほっとしている自分にも気づいたんです。

「あぁ、無理しなくてよかった」
「今の私は、ちゃんと自分をわかってたんだな」って。

あのときの私は、
逃げたんじゃなくて、
“今の自分を守る”という選択をしていたんだ
と気づきました。

過去を振り返ると、
「逃げた」と思って責めてきた場面がたくさんあったけど、
本当はそのどれもに、ちゃんと理由があって、
そのときの私にとっては“必要な選択”だったのかもしれません。

あなたにも、そんな場面はありますか?

「逃げた」と責めた過去の選択に、
もし“守ろうとした自分”がいたとしたら…今のあなたなら、その自分に
どんな言葉をかけてあげたいですか?